岩手の搾油の歴史

岩手の搾油の歴史

縄文時代から日本人に利用されていたといわれる荏胡麻。
「荏油」「じゅうねん」「じゅうね」など、地域によって呼び名も利用方法も様々でした。
岩手にはどんな搾油の歴史があるのでしょうか?
資料館に残されていた当時の搾油機をご紹介いたします。

 

①油しめぎ【旧・川井村】岩手の搾油の歴史/油しめぎ【川井】

 

②油〆【二戸歴史民俗資料館 所蔵】岩手の搾油の歴史/油〆【二戸】

 

③油〆台【旧・山形村】岩手の搾油の歴史/油〆台【山形】

 

何となく伝わるでしょうか?
蒸した荏胡麻を麻袋に入れ、木の凹み部分にセットし、圧をかけて搾っていたようです。
先人たちの知恵と工夫の詰まった、素晴らしい道具の歴史を垣間見る事が出来ました。
また何か追記があり次第、こちらでご紹介していきたいと思います。

 

日本の油の歴史として、京都・山中油店様の記事が素晴らしいので、是非ご覧ください。
(1)油の歴史に少しふれてみましょう | 株式会社 山中油店 (yoil.co.jp)