
えごまの栽培風景 |
| えごまは、美味しい空気に包まれた自然豊かな岩手の大地で育てています。 |

有限会社アルバ
〒024-0011
北上市和賀町藤根25-16-2
TEL.0197-71-7285
FAX.0197-71-7286 |
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| 二戸市立 二戸歴史民俗資料館より |
油〆(あぶらしめ)
油は古くから食用や灯火用として広く用いられ、中世には胡麻、荏胡麻からつくられましたが、近世に入って菜種や綿の実からとる油が中心になりました。油の需要が増え、搾油器具の発達につれ、各地方に油売りを専門とする業者ができるようになりました。
しかし、岩手の農家では食用油を自給自足しました。県中南部では菜種、気仙地方では椿の実から油をしぼりましたが、県北地方では荏胡麻から油を搾りました。この油を「じゅうね油」といいます。
じゅうね油は、昔は傘に塗ったり、灯油として用いたりしましたが、江戸時代以降、菜種油が主となり、じゅうね油は衰退したといわれています。しかし、県北ではじゅうね油を灯油としてではなく、食用として永いこと使用してきました。
この油を搾るための道具を油〆といいます。この油〆を使って荏胡麻からじゅうね油を搾ることは、昭和25、6年ころまで行われていたといわれています。
若いころ、油搾りをした上斗米の米沢イトさん(明治43年生まれ)は「唐臼で搗(つ)いて、よくふかした荏胡麻を、カナ(糸)を刺した麻布3、4枚で包み、麻縄でビンと縛り、それを台木の穴(径15cm、深さ10cmぐらい)に入れ、その上からビッチリ蓋をして、その上に重い貫(ぬき)をあげ、両方からクサビを打つと、台木の穴に差していた竹の管から油がジョージョーと流れ出る。それを台木の下に置いたボール等に溜める。」と油のとり方を熱っぽく話し、さらに続けて「荏胡麻1升から1合くらいの油がとれた。
油を搾るのは年に1回、小正月の時だけ。小正月には魚を食わないので、この油でてんぷらを広ぶたにいっぱい揚げて、3日も4日も食ったものだ。この油〆は、この辺ではオラホだけにあったので、近所から5人も6人も集まってユイコして、夜中までかかって油を搾ったものだ。」と、50年くらい前の経験を懐かしそうに話してくれました。
搾油用具
アブラスメギ・スメギ
油を搾る道具。 蒸したじゅうね(荏胡麻)の実を麻袋で包んで台木の凹みに入れ、乗せたハネギの端にスポリツズなどを縛りつけ、スポリツズの柄を押し下げてハネギを圧縮すると台木の凹みの底穴からじゅうね油が緩やかに流れ出る。 |

スボリツズ・スメツズ
アブラスメギを絞めるときに使う槌 |
油〆の道具と搾り方

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